VW Golf8 そこかしこにコストダウン感が漂う
Golf8のインプレッション動画が上がり始めました。いつも Autogefühlはかなり細かく解説していますので、今回もこちらを利用させていただいています。
元の動画はこちら
VW Golf 8 FULL REVIEW driving the all-new Mk8 2020 1.5 TSI DSG - Autogefühl
まずはここ、ボンネットを開けたらこれまではボンネットダンパーでつっかえ棒がいらなかったのに、Golf8からはつっかえ棒になっています。ちょっといただけないですね。
だんだんとオーナー自身でメンテナンスする人が減っているのは万国共通なのでしょうか。
ドアハンドルに鍵穴が。Golf7では鍵穴にカバーがあり外からは見えない様になっていたのにカバーがなくなり鍵穴が見えるように、細かいところですがこの辺りも省力化といった感じを受けます。デザインへのこだわりが弱まったのかな?
ドアポケットの内張りが一体成型になっている。他の車では当たり前なのですが、Golf7ではここはフェルト張りになっていて中にものを入れておいてもあまり音がしなくて、すごく気に入っていたのですが、普通の車と同じ様になってしまいました。
VWのロゴが少し細いフラットデザインになったせいか、立体的だったハンドルのロゴも印刷ののっぺりしたものに変わっています。ちょっと見た目が安っぽく見えます。
ドリンクホルダーはこれまでダンパーでしっかり支えるもので、使わないときは蓋がついていたのですが、蓋もなくなっています。ダンパーはあるのかな?ちょっと安っぽい感じになっていますね。
ここまでは、ちょっと安っぽくなっているところを指摘しましたが、ここからはお金かかってるなという部分です。必要かどうかは別として3ゾーンのエアコンになっているようです。後席も温度が変更できるようになっています。パサートみたいですね。
こちらもブラインドスポットアラートが鏡の中のアイコンが光るのではなくて、アウディやパサートのようにドアミラー本体の側面が光るようになっています。個人的にはこちらの方が見やすいので好きです。きちんと上位グレードの装備を下位に落としてくれるのがVWのいいところです。
全体的にパット見、安っぽくなっているところが散見されるものの、デジタル化など積極的に投入しているので、いい具合に仕上がっていますね。ただ、個人的には Golf8よりも既に、iD.3の方に興味は移っています。日本のマーケットにも投入してくれるのかな?
とりあえず、Golf8も日本で試乗できるようになったら、試乗してみたいと思います。
それでは!