日産がさらっと新型12車種を発表
日産の2020-2023年度事業構造改革発表記者会見のエンディングで、さらっとFY23までにグローバルで発売する新型12車種を紹介しました。
どのモデルが新型になるのか、新しいモデルはあるのか紹介したいと思います。
まずは、FY23までの行動目標として合理化なども発表されていましたが、みなさんが興味あるのは新型車についてだと思いますので、そこのみ切り抜くとこんな感じです。
- CおよびDセグメントのモデルラインナップを拡大、電気自動車、スポーツカーを含むグローバルコアモデルセグメントに焦点を当てる
- 今後18か月で12モデルを導入
- EVおよび電動モーター駆動車(e-POWERを含む)でのプレゼンスを拡大し、23年度末までに年間100万台を超える電動車の販売を見込む。
- 日本では電気自動車2台、e-POWER車4台を投入し、電化率を売上高の6割に引き上げる
- 20市場で20を超えるモデルにProPILOT先進運転支援システムを導入し、23年度末までに年間150万台以上がこのシステムを搭載することを目標とする。
さて、発表された12モデルは何でしょうか。順番に紹介します。
1: ARIYA
2019年の東京モーターショーで発表されたBEVです。これは日本市場にも投入されることが決まっています。
2: ARMADA
主に北米で販売されているフルサイズSUVです。
3: FRONTIER
主に北米で販売されているピックアップトラックです。
4: KICKS
小型のSUVで、日本市場にはジュークの後釜として導入が決まっています。
5: MURANO
日本でも販売されていましたが、北米が主なマーケットのSUVです。MURANOだけ最後の一覧の車名に出てこなかった気がしますが、Mで始まるSUVといえばMURANOですね。
6: NAVARA
欧州アジア向けのピックアップトラックです。
7: NOTE
みなさんご存知、日本で最も売れている日産の小型車ですね。
8: PATHFINDER
欧米で販売されているSUVで、昔日本でも人気のあったテラノの後継車です。
9: QASHQAI
欧州で販売されているSUVです。日本でも初代はデュアリスという車名で売られていました。
みなさんご存知の X-TRAILです。
11: TERRA
アジア向けSUVです。
12: Z
みなさんご存知のフェアレディZです。ゴーンさんのときはZとGT-Rでしたが、新しい軽エンジンはZをアイコンにするようです。
今回発表のあった12車種のうち、FY23までに日本国内のマーケットに投入されるのは、以下の5車種となると思います。
・ARIYA
・KICKS
・NOTE
・Z
ただ、日本はBEVを2車種投入するとのことだったので、この12車種とは別に東京モーターショーで発表のあった、軽自動車規格のBEVを投入するものと思われます。
見事に、SUVとピックアップトラックですね。ちょっと時代の流れに乗り遅れているような気がする心配なラインナップですね。
BEVはリーフ(小型ハッチバック)とARIYA(SUV)と軽の3モデルなので、セダン、ミニバン、スポーツカーがラインナップされると、いい感じになりますね。実はZがBEVだと面白い。
注力マーケットとして日本も加えてくれたこと、BEVが2車種国内マーケットに投入されることは素直に嬉しいです。株持ってるけど真っ赤だよ。応援していますよ!