id.3は e-Golfよりも 40%も安く作れるそうです。
以前から注目している VWの Id.3ですが、electrecによるとタイトルにある通り、VWの Id.3は e-Golfよりも 40%生産コストが削減できるとのこと。
ロイターが報道している VWの CEOの発言です。
あくまで、生産コストが 40%削減されるということで、残念ながら販売価格が e-Golfの 40% OFFにはなりません。
Id.3はBEV専用の共通プラットフォームであるMEBを作り、今度リリースされる他の Idシリーズでも使われます。また、専用プラットフォームのため、シャーシの底面にフラットに電池を敷き詰めることができます。ドライブトレーンも他の車種でもそのまま利用できるので、電池、ドライブトレーン、シャーシで e-Golfと比較するとほぼ 40%削減できますし、ニュースによると向上を BEV専用にすることでさらにコスト削減になるそうです。
e-Golf Premiumの販売価格は 544.8万円です。ドライブトレーンも既存シャーシに合うように設計されています。既存の e-Golfの電池サイズは 35.8kWhです。そのため価格が効果になりがちです。
雑にですが e-Golfの販売価格を 40%OFFとすると 326.9万円になります。これは VWが 3万ユーロ(360万円)以下で発売を予定しているというコメントに近い価格となり、コスト削減分を結構そのまま販売価格の低減につなげているようにも思います。電池容量が58kWhの中間グレードは 4万ユーロ(480万円)程度と言われています。実用的にはこのレンジとなりますので、結局価格は e-Golfとあまり変わらないでしょう。その代わり航続距離はかなり伸びるはずなので、実用的なBEVとなると思います。(e-Golfの航続距離は WTLPで 230km)
私は、今度発表される VWのステーションワゴンタイプの BEVに期待しています。
ちょうど今の車を買い替えるころにはテスラの他に各社から BEVが発売されて頭を悩ますことになるといいなと思っています。
それでは!