Atmoph Window 2が再度出荷延期
11月末に到着予定だった Atmoph Window2ですが、最終調整でいくつか修正が見つかり、その対応のため 2ヶ月ほど出荷が延期になるとアップデートがありました。
INDIEGOGOや Makuakeでチェックされている方は既にご存知の情報かとは思いますが、記録として残しておこうと思います。
クラウドファウンディングなので元々スケジュール通りに出荷されるとは全く思っておらず、むしろ Atmophさんは細かく遅延理由や期間を提示してくれるので出資者としては安心して待っていられます。他のブログでも書いている Mokacamはアップデートがあまりなく、明確な理由も期限もいい加減なので待っていて不安になります。
まぁ、これがクラウドファウンディングなんですけど。
遅延の大きな理由は金型製造前の最終チェックに時間がかかったことと設計変更が結構発生したことによるもので、今後のスケジュールは次のようになるとのこと。
既に、最終試作の修正等は完了し、金型製造を開始しているそうです。
10月:金型製造開始
12月:量産開始
2020年1月:米クラウドファンディング Indiegogoで支援してくださった方へ、 出荷開始
2020年2月:Makuakeで支援してくれた方へ出荷開始
私の場合はマルチウィンドウで迷って追加出資したので、1月と 2月に 1台ずつ届くことになりますね。新年のスタートとして Atmoph Window2が届くというのはなかなかいいと思います。
課題と改善点は次の通り(原文のまま)
カメラ・LEDモジュール:
モジュールを本体に装着した時に、コネクタ部分が不自然に浮き上がってしまう課題を発見しました。想定していたよりもUSB端子の長さが長いためと判明し、本体側の接合部分に余裕を作る、またはモジュールの筐体部分に溝を作ることで、自然にフィットできるよう調整します。
操作ボタン:
Atmoph Window 2から新たに、本体下部に操作ボタンが追加されます。3個あるボタンの内、一部が押せない問題が見つかりました。これは、ボタンを押した時に、ボタン筐体のリブが基板のチップとぶつかることが原因だったため、基板のチップを調整することで修正します。
サウンド:
従来と比べ、かなりの低音も表現できるようになりました。反面、音量を大きくすると大きさによっては高音が割れたり、振動のようなノイズが出るという課題も見つかったため、修正を続けます。
カメラ・LEDモジュールと操作ボタンは比較的簡単に修正できそうに思います。
サウンドは低音を出すと壁と接する部分が振動したり、筐体自体が振動するのでなかなかバランスを取るのが難しい気がします。壁と接する部分にスポンジみたいなものをつけておくとか、筐体内にも吸音材みたいなものを入れるのが素人考えでは良いのではないかと思います。
クラウドファウンディングをいくつかやっていると、レポートを通じてという形でですが、本当に量産するって大変なことなのだなと思います。スクラッチで 1台とか数台作る分にはなんとかなるのだけど、それが同じものを同じクオリティで何百台、何千台って作ることはまた別の話でものすごく難しいことなのだというのが少しですが理解できます。大手の電機メーカーなどが持っている量産のノウハウってやっぱり凄い。
Atmophさんは妥協せずにいいものを作ろうという思いが伝わって来ますので、引き続き応援していきたいと思います。
それでは!