Atmoph Window 2 にクラウドファウンディング
もう一つクラウドファウンディングしているものがあります。
Atmoph Windows 2というデジタル窓です。なぜこれに出資する気になったとのか書いていきたいと思います。
2年ほど前に人工的な窓を作れないかという想いをもって実際にトライしていたときがありました。この写真を見てください。日中に撮った寝室なのですが暗い。(肉眼だともう少し明るいです)自宅はマンションなので廊下側にプライバシーのためか、アルミのルーバーが付いていてさらに光が入りにくいのと角部屋で無いため、2面採光もできません。一軒家で育った私にはこれがどうにも不満でした。
そこで、最初ベランダから光ファイバーなどで光をこの部屋に持ってこれないかと思い色々調べてたのがこれ。かなり設備も価格も大掛かりになってしまう。
もしくは、人工的に太陽のような光を作れないかと思い探したのがこれ。
ただ、厚みもさることながら価格も凄いです。
じゃあ、窓に有機EL貼って光らせたらどうかと思い、有機ELシートを買ってみました。
それがこれです。
テスト段階だったので、窓の一部を光らせています。
二面採光っぽくした場合はこんな感じ
これを窓枠っぽい額かなにかに入れて光らせれば、悪くないんじゃないかと思ったのですが、白く光ってるだけで景色が見えないので、なんか違うなと。であれば、ディスプレイに風景写真を表示して縦にして取り付ければいいんじゃないかと思い、試してみました。縦表示がうまく行かなかったのですが、なんとなく感じはつかめました。
その時の写真は残してないのですが… そのご転がってるスクリプトを Raspberry Piで動かして、Drop boxに放り込んだ写真を表示できるようにしました。
ただ、実際の窓のように見る角度によって景色が変わらない…
ディスプレイなので当たり前なのですが、これが気になる。色々探ってるとこんなのを作りたいんだって思ったのを作っている人がいました。そう、これが作りたい。
kinectを使ったシステムのコードとかも転がっていたのですが、私の技術力では実現できそうにありませんでした。
そんな中、京都の会社が自分と同じようなことを考えて製品にしようとしているではありませんか。Atmoph Windowという製品。4Kカメラで撮影した 15分の風景をループ再生。液晶は FHDです。まさに自分が作ろうと思っていた製品でした。ただ、この製品も例の横から見ても、正面から見ても同じ見え方。そのため、クラウドファウンディングはしませんでした。
実現が難しいとおもってしばらく月日が流れて、プレイベートでも少し忙しくなったため、デジタル窓のことは忘れてたんですけど、Atmoph Window 2を Indiegogoのサイトで見つけました。しかも、びっくりしました。
なんと、カメラモジュールをつけることで、実現できなくて諦めていたフェイストラッキングができると書いてある!
さらに、さらに、LEDモジュールで光の表現まで!
見つけたその瞬間に投資を決めました。本当は 3つ手に入れてパノラマ表示にしたいんですけど、ちょっとお金の問題で見送りました。
しかも、6月21日には Atmoph Fan Meetingとうことで、Atmophのメンバーと直接お話ができて、さらに試作機まで見せてもらえるということでいってきました。
Atmoph Windowの開発時のイメージやサンプル
Atmoph Window2です。カリモクの枠を使ったバージョン。
Atmoph Window2です。私が注文しているのと同じカラーのものです。
CEOの姜さんの話を聞き、同じような思い出 Atmoph Windowを開発されたとしり、ますます応援したいと思いました。カメラモジュールについても少し伺えて、2名以上の場合はどうなります?とうまく動かなくなりませんか?とお尋ねしたところ、その場合はフェイストラッキング機能を無効にすることで解決しているとのことでした。
いいですね!早く無事に生産されて届くのが待ち遠しい!!
こちらも、とどきましたら、またレビューをしたいと思います。