花火がドローンに置き換わる
炎色反応
昔、中学校で習いましたよね。
リチウムは赤色、ナトリウムは黄色、銅は青緑色…テストにも出たりして。
花火はこの反応を利用してきれいな色を夜空に飾ってくれます。
ただ、こういった重金属や火薬(硝酸カリウム、炭素、硫黄)を空気中に撒き散らすとして花火が段々と悪者になってきている事実もあります。
実際のところちゃんと測定したデータは無いようなので、花火が悪とは結び付けられませんが… 日本より爆竹やものすごい規模で花火を打ち上げる中国やインドなどでは大気汚染の原因の 1つになっているようです。
先日、10月1日に中華人民共和国建国 70周年の記念行事があり、それがなかなか凄いなと思いタイトルにしました。
まずはこちらを御覧ください。
A Thousand illuminated drones create stunning imagery marking China's 70th anniversary
凄くないですか?まさに花火、いや花火以上のこともできてます。
ものすごい数のドローンを空に飛ばして、位置をコンピュータで制御しドローンに取り付けているLEDの発光タイミングや発光色を制御することで再現しています。
今の段階でこのレベルなので、数をもっと増やしたりすることでもっと花火に近づける事もできるともいますし、花火よりも凄い表現も可能です。
爆発音が無いのでそれは寂しいかもしれませんが…
今後は花火がドローンに置き換わっていくこともあるのかなと環境問題も絡めて思いました。
それでは!